ペイン=痛み

pain(ペイン)=痛み。

痛みは体や心に何らかの異常が生じている事を自覚させる危険信号です。
通常は、危険信号を感じた時に痛みを生じさせた病気の適切な治療を受ければ、病気の治癒とともに痛みは消失していきます。しかし、痛みが非常に強いとか、痛みが長く続く場合は、痛みに対する適切な治療がなされずにいると神経の感受性が亢進し弱い痛みでも強い痛みと感じたり、痛みが脳に焼き付き記憶として残り、原因となった病気が治癒した後も慢性の痛みとして残ります。
この状態に至ればもはや危険信号としての意味をなさず、「痛みそのものが治癒の対象となる病気」と言えます。

このような状態を招かない様にするには危険信号としての役割を終えたら、痛みを速やかに取り除く事が必要です。
また、痛みは必ずしも体や神経の損傷により生じるものでは有りません。ストレス過剰な今日、精神のアンバランスが身体に影響を及ぼし頭痛、肩凝り、腰痛などを惹き起こします。痛みの治療には痛みのメカニズムを熟知した医師による「体と心の両面」からの診療が重要です。

 

1.急性痛
侵害受容性疼痛と言われ、怪我や病気により起こる「危険信号としての痛み」です。生体を守るために欠かす事の出来ない痛みで、「良い痛み」と言えるでしょう。
しかし、必要以上に強かったり、長く続く必要は有りません。この状態が続くと慢性痛に移行する事が有ります。

2.慢性痛
頑固で長く続く痛みです。危険信号としての意味はなく、身も心も疲弊してしまい、健全な日常生活が障害されてしまいます。すなわち、痛みそのものが治療の対象となる「悪い痛み」と言えます。怪我、病気(侵害受容性疼痛)から移行したり、神経損傷や障害(神経因性疼痛)、心の病(心因性疼痛)から生じます。

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